米ドルはそろそろ売り時か。DXYは2017年1月をピークとした半値戻しをこなして再度下落基調に回帰へ。
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こんにちわ。佐藤です。
あけましておめでとうございます(遅っ!)。
もう2月ですが、2019年最初の投稿となります。
年末年始の相場のボラがすさまじく、本業が忙しすぎました(汗;)。おかげさまでまだ生きております(笑)
さて、久しぶりに相場の話をば。
為替をやってる方は、アップル決算に端をほっした1月3日の早朝のドル円急降下が記憶に新しいところだと思います。1月3日の深夜3時くらいには1ドル109.5円程度で取引されていたわけですが、そこから数時間程度で1ドル105円を割るまでダイブしたあれです(笑)
さて、そこから1か月を経て2月4日現在、再び急降下以前の1ドル109.5円を超える水準まで戻したわけですが、個人的には、もうちょっとドルに強くなってもらったところで、そろそろ米ドルの売り時かなと思っております。下のチャートは、DXY(ドルインデックス)の推移です。
DXY(ドルインデックス)をテクニカル的に見ると、2014年の半ばには80だったのが、ユーロの緩和策開始、米ドル利上げの機運が高まる中、半年足らずで一気に100まで急上昇。
その後ぶらぶらしながらトランプ施策に対する過剰反応から2017年年始に103を超えるとそこをピークに下落基調。
そこから1年後の2018年の1月に、米金利上昇、株好調、経済指標堅調にも関わらず米ドルが大きく売られると、2月の株暴落もあってしばらく停滞。89を割るとそこから1年弱かけて揺り戻し。半値戻しをこなして97.5まで登ったところでまた伸び悩みといった感じです。
今後は、クレジットサイクルの終盤にさしかかり、そろそろ米株の弱さが表れてくる段階に入ります。つい先日、パウエルからいよいよハト派転換をにおわす弱気コメントが聞こえてきましたし、潮目の転換点に近づいているのは間違いないでしょう。
昨年の夏から当ブログでも言っているように、そろそろドル売りフェーズがやってくると見ています。
そうこう言っている間に、ドル円は110円近くに接近。ユーロは1.14台前半にまで下がってきました。もうちょっとだけ待ってみよー(笑)
ではでは。